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東京都江戸川区の歴史
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所在地 江戸川区東小岩2-24-2 (善養寺)

天然記念物 影向の松(ようごうのまつ)
 江戸川区登録天然記念物 昭和56年(1981)1月登録
 東京都指定天然記念物 大正15年(1926)4月指定

 東西の枝の長さ約30m、南北28mにおよぶこの巨大な松は樹齢600年と推定され、繁茂面積では日本一を競います。「影向(ようごう)」とは神仏が姿をあらわすという意味です。



 この松は、樹齢600年ともいわれ、枝の広がりの大きさと美しさは、全国屈指のものである。延享2年(1745)に書かれた「星住山星精舎利記」には、当時すでに、境内七尋五丈の老松であったことが記されている。この松と並んで仁王門の左手には、名松「星降り松」があったが、昭和15年(1940)に枯れ、今のは二代目である。文豪大町桂月の紀行文「東京遊行記」の一節に「-山門の右に鐘楼あり。その前に、一大老松の横にひろがる者あり。凡そ十間四方に及ぶ。支柱百を以て数ふべし。これを影向の松という。立てる星降りの松に、坐れる影向の松を加へて、東京附近松の奇観は、この寺に尽きたり-」と。
 この松は、大正15年(1926)4月、東京都の指定天然記念物となった。

 昭和53年(1978)7月  江戸川区教育委員会
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