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東京都江戸川区の歴史
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所在地 江戸川区東小岩2-24-2 (善養寺)

 小岩、特に下小岩入谷(現東小岩2・4丁目)付近は、かつては和傘づくりが盛んに行われ、その販路は全国に及んでいた。小岩で傘が作られるようになったのは、一説では里見方の落武者が、此の地で傘張りで生計をたてたのが始まりといわれるが、実際に広まったのは江戸時代で、青山付近に住む小録の御家人が、内職として傘細工を行っていたものを、小岩の村人がそれに師事して技術を習得し、農閑期に副業としてとり入れたのが最初のように思われる。その後、明治後期より大正末期が最盛期で小岩の傘は「東京の地張傘」と称され、特に蛇の目は高級品であった。
 この碑はこれら地張り組合員の中で、特に業界に功績のあった、川の竹松氏を讃えるために、昭和5年(1930)3月建立されたものである。

 昭和53年(1978)7月  江戸川区教育委員会
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