東京都江戸川区の歴史
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 所在地 江戸川区東葛西7-23-17 (昇覚寺) 江戸川区指定有形文化財(建造物) 昇覚寺鐘楼 昭和56年(1981)1月指定 天明年間の建立で、江戸時代中期の建築様式をよく伝える鐘楼です。昭和59年(1984)に解体復元修理を行いました。 平成15年(2003)2月 江戸川区教育委員会 建築規模は桁行三間、梁行二間、構造は袴腰付、入母屋造、桟瓦葺。建築年代は梵鐘を鋳造した天明5年(1785)前後の竣工と推定されています。大工はニ之江村加藤茂七。江戸時代中期の建築様式をよく伝えており、建築史のうえでも貴重なものです。 ◆解体復元修理 200年の風雨に耐え傷みが進んだため解体復元修理をしました。昭和59年(1984)6月着工、昭和60年(1985)6月竣工。 古材は原則として生かし、忠実な現状復元を行いました。ただし必要と認められた部材の一部については樹脂処理を施し、腐朽の著しい部材については新材に取り替えました。 ◆地下遺構・そろばん地業 鐘楼の基礎を調査中に発見されました。これは低湿地等で建築物を安全に支える(自重を支え、不同沈下を防ぐ)仕掛けで、杭を打ち込み、松村の木組をのせ、ローソク石を立ててその上に磁石を配置してありました。発見例としては中性の城郭などがありますが、近世の寺院建築でその全容が明らかになったのは今回が初めてです。この貴重な以降は現地ほぞんすることになり調査後埋め戻ししました。ただし新しい基礎は遺構に荷重をかけないよう工夫してあります。 昭和60年(1985)11月 江戸川区教育委員会 PR |
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永山
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