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東京都江戸川区の歴史
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所在地 江戸川区北小岩5-32-5

 十念寺は真言宗豊山派で巌松山無量寿院と号します。元和7年(1621)賢覚によって開山されました。本尊の木造阿弥陀如来立像は弘法大師の作とつたえられています。



◆銅造観音菩薩立像(江戸川区指定有形文化財・平成18年〔2006〕3月指定)
 銅造りのこの像は、本尊阿弥陀如来立像の左脇侍像(向かって右側)で、像高約34センチです。当初一光三尊の善光寺式阿弥陀三尊像の脇侍像として造立されたと考えられます。鎌倉時代後期作と推定されます。

◆板碑・元応元年(1319)12月日銘(江戸川区指定有形文化財、昭和57年〔1982〕2月指定)
 元応元年(1319)に作られた板碑です。十念寺旧本堂の縁の下から発見されました。



◆法印範盛筆子塚(江戸川区登録有形文化財、昭和62年〔1987〕2月登録)
 境内奥に当寺13世法印範盛の筆子塚があります。文久2年(1862)に入寂した範盛の徳を偲び、文久4年(1864)に建立されました。銘文には上小岩村、小岩田村、伊予田村、御番所町、中小岩村の人々の名が刻まれ、範盛が近郷の子弟たちの教育に力を注いだことがうかがわれます。

◆中小岩の庚申塔河原道石造道標(江戸川区登録有形文化財、昭和58年〔1983〕3月登録)



◆中小岩の庚申塔市川道石造道標(江戸川区登録有形文化財、昭和58年〔1983〕3月登録)
 ともに十念寺の大師堂内に安置されています。河原道石造道標は文化10年(1813)9月に建てられ「右両国江三り、左市川江三丁、左松戸
江一り、右河原江一り」と刻まれています。市川道石造道標は青面金剛像の右側面に「左いちかわみち」と刻まれています。



 平成20年(2008)3月 江戸川区教育委員会
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