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東京都江戸川区の歴史
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所在地 江戸川区船堀6-7-23

 旧船堀村東組の鎮守です。祭神は国常立尊で春日大神と稲荷大神を合祀しています。慶長19年(1614)、船堀新田開発の際に守護神として山王権現を祀ったのが始まりといわれ、江戸時代、隣接の光明寺が別当をつとめていました。明治6年(1873)に日枝神社と改称しました。



境内には、船堀の富士塚(区登録有形民俗文化財)・乾海苔創業記念碑力石(区登録有形民俗文化財)があります。

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所在地 江戸川区船堀6-7-23 (日枝神社)

 富士塚は、富士信仰の団体である富士講の人たちが、富士山の容姿をかたちどって築きあげた小高い塚です。富士山に登ったのと々霊験が得られるようにと願って築かれました。
 船堀の富士塚は、旧船堀村の登山講の人たちが、明治25年(1892)に築きました。高さは約2メートルです。盛土された面積は広く、山肌はボク石(溶岩)で覆われ、登山道は「く」の字型に作られています。
 頂上には浅間神社をまつり、五合目には浅間神社の石碑があります。体裁よく整えられた富士塚です。
 平成14年(2002)1月  江戸川区教育委員会



   昭和58年(1983)3月登録
   区登録有形民俗文化財・民俗資料
 明治25年(1892)、「登山講」によって築造されてものです。椀上盛土され、ボク石(溶岩)に覆われています。上り口に「登山講」、中腹には「小御嶽神社」の石碑があります。「登山講」は明治時代に解散したといわれています。
 平成23年(2011)3月改訂  江戸川区教育委員会


所在地 江戸川区船堀6-7-23 (日枝神社)

 海苔はかつて江戸川区の特産でした。この碑は明治30年(1897)に建立され、明治の中頃、鈴木紋四郎をはじめとする船堀村の有志が海苔養殖の創業に尽力したことを後世に伝えています。
 平成23年(2011)3月改訂  江戸川区教育委員会


所在地 江戸川区船堀6-7-23 (日枝神社)

     平成22年(2010)3月登録
     区登録有形民俗文化財・民俗資料
 江戸時代から近代にかけて、若者たちが力試しに持ち上げた石です。かつて日枝神社では、力試しの催しがさかんでした。14基のの力石と、力試しの記念碑である「力持ちの碑」(明治23年銘)が境内入口に集められています。
 平成23年(2011)3月改訂  江戸川区教育委員会



所在地 江戸川区船堀6-8-18

 真言宗豊山派で、稻香山横道院と号します。開山は覚仙上人で、慶長19年(1614)本尊に不動明王(雲切不動尊)を祀り、ここに一寺を建立しました。
 門前の道が横丁に入る通路となっていたことから、俗に「横道の不動様」とも呼ばれ、眼病に御利益があるといい、深川から成田さんに旅する人も少なからず立寄って参詣しました。
 当寺は、天明2年(1782)の火災、大正12年(1923)の関東大震災などの災禍にみまわれました。現在の本堂は昭和49年(1974)に建築されたものです。



・葛西大師まいり(区登録無形民俗文化財)
 江戸川区の人々は、古くから弘法大師霊場巡りを盛んにおこなっています。当寺も葛西大師まいり(船堀・宇喜田・小島組)の霊場の一つです。

  平成元年3月(1989)3月 江戸川区教育委員会



所在地 江戸川区船堀2-10-10

 浄土宗で光照山影尊院とごうします。元和2年(1616)一蓮社専誉了雲上人の開山で、本尊は山越の来迎阿弥陀如来像です。
 当寺は文久3年(1863)19世昌誉龍定によって書道家塾が開かれ、命じに入って平船学校を開設し、現在の船堀小学校の前身となっています。(寺宝として来迎の阿弥陀如来画像、釈迦涅槃画像を所蔵しています。)

 

 墓地内には万治2年(1659)の笠付角柱型庚申塔がありますが、これは区内で最も古い時代のもののひとつです。
 庚申塔は、庚申信仰の信者によって建立されました。60日に1度めぐってくる庚申の日の夜に、眠っている人の体内から三尸という虫が抜け出て天帝に罪過を告げるという道教の教えに由来します。
◆笠つき庚申塔(万治2年〔1659〕銘)
◆青面金剛像庚申塔(寛文6年〔1666〕銘)
ともに、区登録有形民俗文化財
 平成2年(1990)3月 江戸川区教育委員会

 境内には『青面金剛像庚申塔(江戸川区登録有形民俗文化財)』、『笠つき庚申塔(江戸川区登録有形民俗文化財)』があります。


所在地 江戸川区船堀6-9-30

 浄土宗で、幸雲山道観院と号します。本尊は阿弥陀如来です。慶長年間に幸蓮社雲誉道観法龍上人が開山しました。北辰一刀流の武芸者、北島桃源の墓があります。

◆大岡勇喜頌徳碑 区登録有形文化財・歴史資料
  昭和62年(1987)2月25日登録
 大岡勇喜は、明治8年(1875)に船堀村に移り住んで私立大岡学校を開きました。その子弟が先生の徳をたたえて碑を建てました。
 平成15年(2003)3月 江戸川区教育委員会

 境内には『青面金剛像庚申塔』、『食用蛙供養塔』があります。


所在地 江戸川区船堀6-9-30  (法龍寺)


江戸川区登録有形民俗文化財(民俗資料)
 青面金剛像庚申塔
     昭和59年(1984)2月28日登録

寛文4年(1664)造立で、金剛像の下に三猿が刻まれています。
 平成15年(2003)3月 江戸川区教育委員会


所在地 江戸川区船堀6-9-30  (法龍寺)

 山門前にあります。食用蛙は昭和の初め頃から区内に生息し、蓮田や水田が多かったので、自然繁殖を続け、輸出するほどになりました。当時は、捕獲は都の条例で許可制でした。終戦後は蛙を捕え、加工業者に渡し、生計を保つものも現れました。供養塔は東京都食用蛙組合によって、昭和27年(1952)に建てられた大変珍しいものです。
 平成15年(2003)3月 江戸川区教育委員会



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