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東京都江戸川区の歴史
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所在地 江戸川区平井6-53-1 (安養寺)


江戸川区登録有形文化財・歴史資料

 この富士塚は、明治17年(1884)頃、境内の弁天池を拡張したときの土を盛りあげて築いたと伝えられています。昭和35年(1960)頃まで、毎年7月1日の山開きに白い装束の富士講中の人々が参拝していました。
 高さ5メートルの頂上にある石祠(浅間神社)は、「■■十三庚寅6月吉日、氏子中」と刻まれているもので、文政13年(1830)の造立と推定されます。また、頂上南側の鐘撞き堂は、もと山の脇にありましたが、昭和42年(1967)に、現在地に移築しました。
 昭和60年には、塚の一部を改造して、弘法大師の石造を納めています。
 平成元年(1989)3月 江戸川区教育委員会
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