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東京都江戸川区の歴史
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所在地 江戸川区江戸川1-48

江戸川区登録有形文化財(歴史資料)
 成田山不動明王石造道標




 江戸時代から成田山の不動信仰が盛んで、区内の各村から成田へ参詣する人々も多かったとみえ、成田山への道標がいくつか建てられています。この成田山不動明王石造道標もその一つで、文政9年(1826)下鎌田村成田講の講中によって建てられました。
 正面には、成田山不動明王の文字が彫られ、右面に江戸道・台座正面に行徳・市川の方向を示しています。当時の市川道(現在の篠崎街道)を通り、この道標によって伊勢屋村(江戸川水門のあたり)から、”河原の渡し”で江戸川を渡るか、すぐ江戸川方向に曲がり”前野の渡し”で江戸川を渡り、成田山へ向ったと思われます。
 この道標は江戸時代における庶民の生活、特に民間信仰のありさまを伝える貴重な資料です。
 昭和63年(1988)3月 江戸川区教育委員会
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