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東京都江戸川区の歴史
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所在地 江戸川区東葛西2-34-20 (香取神社)

御祭神 建速須佐男之命



伊弉諾伊弉丹ニ神の御子神また天照大神の御弟神にて神性勇悍 出雲国に矢降ってよくその地を経営され、後世その御神徳を仰ぎ慕う人々によって各地の神社に祀られるようになった。当社は古老からの言い伝えによると、徳川中期約三百年前の創立とされ、葛西誌には稲荷神社と載せられている。その合殿に建速須佐男之命を祀り、古来より病疫退散の守護神として村郷地方の崇敬信仰が篤い。梅雨の季節に疫病送却の祭として天王祭が行われることは御祭神の御事蹟がらも容易に頷かれるところでまことに御神威の顕たかなのをおぼえると共に、本神社を創建した古老の慧眼に信眠せずにはいられない。旧鎮座地は長島町227番地。毎年6月28日、29両日にわたって長島西部地区にて祭典が行われ神輿巡幸式もあって殷■を極めたが碑文に記すように「時代の超勢に遵ひ有志相図り東西融和のため合併合議の機運に到達し」、昭和26年(1951)6月28日現在地に御遷座し長島全町を擧げての奉祝祭が行われた。追って29年には神輿新調委員が組織され幾多の紆余曲折を経て翌30年の例祭には近隣近郷に比肩するものがない程の華麗な神輿2台が完成し全町内隈なく御巡幸が行われた。その後幾多許もなく神輿庫の落成を見るなどして八雲神社の神域も逐年に整理されつつあったが、昭和44年(1969)6月損朽した社殿の改築を要望する声が高まり役員総代一同協心剹力地元有志の後援もあって2年の歳月を費やし荘厳な現社殿の完成を見るに到った。猶昭和47年(1972)11月山車等各種器材倉庫を建設し祭典執行に一層の便宜を図ることとなった。
 昭和47年(1972)12月建立
     香取神社宮司 加藤敦久謹記
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