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東京都江戸川区の歴史
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所在地 江戸川区一之江5-8-20

 妙音寺は真言宗豊山派で医王山不動院と号します。建久元年(1190)秀栄上人の開山といわれ、『江戸名所図絵』などにも記載されている、区内でも有数の古刹です。のち秀誉上人(天正3年入寂・1575)や、大空法印(安永9年入寂・1780)がそれぞれ中興しました。本尊は木造十一面観音立像で桃山時代の作です。そのほか、春日仏師作といわれる薬師如来がまつられています。境内から、南北朝時代などの板碑数基が発見されました。


                             板碑


・木造阿弥陀三尊像 
  (江戸川区指定有形文化財、平成18年〔2006〕3月指定)
 本銅脇壇に安置される三尊です。中尊の阿弥陀如来坐像は鎌倉時代初期の作風を示す秀作です。また、両脇侍(観音・勢至)は南北朝時代(14世紀中頃)に補われたと考えられます。


・片目の鮒の伝説
 むかし、一人の目の不自由な娘がいました。その娘は、目を治そうと、妙音寺の薬師如来に21日の願をかけ、食を絶ってお祈りしました。すると、満願の日に、目が見えるようになりました。娘はお礼にと薬師の池にたくさんの鮒を放ったところ、鮒は全て片目になったといわれています。

 平成20年(2008)3月  江戸川区教育委員会
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