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東京都江戸川区の歴史
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所在地 江戸川区松島1-9-24

 新義真言宗で長松山延命院といい、通称「五分一不動尊」または「いちょう寺」と呼ばれています。天文元年(1532)海成坊が開山し、本尊に春日仏師の作と伝えられる阿弥陀如来座像がまつられています。中興は宥昶法印で承応3年(1654)に入寂しました。
 境内の不動堂に「五分一不動」と称される不動明王と「衣替観音」とよ荒れる正観世音菩薩がまつられています。



■紙本着色地獄図(区登録有形文化財・絵画)
 紙本着色で三幅対の地獄図です。文政13年(1830)に光福寺の什物となりました。江戸時代後期の作と考えられます。
 十王の一人である閻魔王の「閻魔王庁図」に『住生要集』にのっとった〈六道絵〉のうち地獄道の「等活地獄図」と「阿鼻地獄図」のニ幅を加えた三幅構成になっています。
 図柄には中国宋元画の影響がみられます。
 1995年(平成7年)3月 江戸川区教育委員会

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