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東京都江戸川区の歴史
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所在地 江戸川区松島2-16-26

江戸川区登録有形文化財(歴史資料)
 四股石造橋桁(部分)



 今では荒川の開削によって消滅しましたが行徳道と元佐倉道が十字に交差するところは四股と呼ばれた交通の要所でした。この橋桁は四股を横切る小川の上に架けられていた橋のものです。架橋当初は板橋であったと想像されますが、いつの頃からか橋下は煉瓦造り、上部は花崗岩となり(石井藤三郎氏談)、現在残っているこの部分は花崗岩でつくられています。現在の所有者増田義男氏宅に移されたのは大正3年(1914)頃だそうですが、水没した四股の旧状を知るうえで貴重な遺亥です。
 昭和58年(1983)3月15登録 江戸川区教育委員会
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